私がドイツで再会したかったモノ⑥

ワタクシ自身 Ich selbst

半身が捥がれた・・なんて言うと、大変大袈裟に聞こえるかもしれません。でも、今回渡独する前のワタクシは、そんなようなものでした。

言葉も存分に使いこなせない私が、それでもあの地に帰りたい、という想い。魂の宿る場所の一つ。

(いや、他の場所は何処なの?と聞き返されても、実は答えられないけれど、日本でいいのだと思ってます、今のところ。)

自分が常々自分でなくなっていく感覚。それが最大値に達すると、帰らねばならないのです。そしてまたワタクシ自身を満タンにしないといけません。ガス欠状態になる前に—-。

実は、せっかく色々な人と再会しても、溜まった想いを伝えるのは難しかったです。きっと日本が影響しすぎてたのでしょうね。Eronは迅速に同化していたので、「私が連れてきたのにズルイ・・」ぼそぼそ文句を言っておりました。とにかく、話すことが第一のお国柄ですから、私のようなのは後ろの方になってしまいます。

言葉にならない想いは、全て熱い抱擁と感謝の一言で。。

私より小さな人は同じアジア系女性しかいなかったんじゃないかな、と。これはとても贅沢なこと。いつでも、私の腕が回りきらない相手はかなりいますが、相手は必ず私を包み込んでくれます。近寄って行くと幸せな時間を味わえます。同じ時、同じ空気を吸った仲、そこにある美しい時間をこういう形で締めくくるのです。

——こう書くと、私は駄々こねて抱っこしてもらう子供と変わらない気もしますが、そうでもないんですよ。私より大きな13歳の少年少女に対しては、抱擁慣れしている私が”ちゃんと”包み込みます。「今度会う時を楽しみにしてるよ」という気持ちで。母親の気持ちで(笑)

しかし、

ワタクシ自身、まだ満タンになっておりません。Ich selbst noch nicht wirklich..

ですが、

こうして日本語でまとめていると、ワタクシ自身の統一が図られるのです。この作業をしないと、半身は2018年、半身は2023年、という未来が待っているのです。それはとても痛い事なのです。

・・というわけで、山の紅葉に心がスーッとする季節ですね。

皆さんも、流れて行ってしまう日々を、時々は堰き止めてもらって、皆さん自身の流れを改めて作っていただけたら、、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

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私がドイツで再会したかったモノ⑤

多文化多民族共生社会

ちょっと難しいですね。これはWild Art YESE!が、日本の皆さんにお伝えできることの一つであり、地球全体で包括的に取り組むべき課題であります。なので、再確認も含めそこに生きる人々の様子を知りたかったのです。

Berlin時代は、こういう社会を受容するための教育プログラムを提供する団体にも所属していたので、各教育機関や地域に出向くことがありました。その中でも最後に一人で出向いた先で、当時私を担当していた女性に今回も会っています。

「もう73よ~」と言っていました。何気なく聞いてしまいましたが、1945年生まれなのでしょう。それってドイツはどういう時代だったか想像つきますね。

だからこそ、反ナチス反人種差別社会などの活動を今でも続けているのでしょう。メルケルさんの政策で難民が溢れかえった4年前は、いくらか日常生活が脅かされている印象を受けましたが、うまく落ち着いたのだと思いたいです。次に会う時は、もっと深い話ができたらいいな・・10年経て今さら感じています。

それから、4年振りに訪ねて何が一番気になったかといいますと、会話です。
(この人たちって、いつまで一つのことで説明し合ってるんだろう??)

(うわっやっと前に進んだ、この会話!)

 

・・・というわけで、ドイツの平和な夏の日々(左:平日午後/右:週末)

 

 

私がドイツで再会したかったモノ①

踊りの先生

「Yuko、私、去年Tokyoで踊ったの。Susanne Linkeの作品で・・」
「それ・・観たかった」
「ごめん。でもTokyoよ、しかもたったの4日間の滞在!」
「いや、そういう時は、東京に出掛けることにしてるよ。前もPina Bausch日帰りで行ったし。大阪より東京に行くことがあったし。」

about Susanne Linke’s (←作品については新聞記事をどうぞ)

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この方、私の先生です。クラッシック、モダン、コンテンポラリーダンサーです。
2004年より裏方を手伝い、体の使い方を学び、子守をしたりしながら、傍で見て参りました。前回2014年には、あまり時間もなく、言葉を交わせなかったのを覚えています。

そして、彼女に辿り着けるのか不安なまま、あまりに時間がなかったので、突撃訪問という形になりました。それを許してくれるのもBerlinならではかもしれません。

今回、色々な想いを共有することができました。それはもしかしたら『踊りを愛して止まない母親』という共通点があったからかもしれません。

「ただ、ずっと踊っていたい」その言葉に・・しびれました。ぞわっとしたのです。

別れに際して—- あんなに強く温かく抱きしめあったのは、初めてでした。

 

補足1:正しくは、一昨年2016年に東京公演をしたようです。(それなら行けなかったわ)
補足2:Susanne Linkeはこの業界では重鎮も重鎮。実は吉岡由美子氏も共演した過去があります。その際に、60代の彼女が美しく踊っている姿を見たので、今日、我らがYumiko Yoshiokaが60代で踊り狂っているのを見ても、驚かないのかもしれません。

『THE exchange!! vol.5 インターナショナルウィーク』のご案内

ドイツ人大学生の現場実習の後半は、不特定多数を相手にした実践となります。これまでは、我々自身も顔見知りの皆さんを相手のコミュニケーションでした―――。

実は、彼女の学問を説明するのに、毎回四苦八苦しています。ですから、キーワードを列挙するので、各人にヒットするものでイメージしてくださいね。

 

文化、コミュニケーション、文化政策、文化社会学、アート・マネージメント、カルチャー・マネージメント、伝統文化、言語学、マーケティング、民俗学、メディア、政治学、などなど

 

はっ!いかがでしょう?なぜにWild Art YESE!で勉強になるか、ご理解いただけますか?

特に今回のように、自国外での実習の場合、フィールドワークに近いものがあるかもしれませんね。仕事は与えられるモノではなく、自ら生み出すモノ、というスタンスですから。

(かといって、与えていないわけではないので心配いりませんよ~)

というわけで、flyer THE exchange!!

『THE exchange!! vol.5 インターナショナルウィーク』では、日本滞在7~8週間のAlexと共に、グループ展『息』で展示されている作品や写真を基に、

アナタの視点と私の視点を交換し共有しましょう

来て頂いた方と、時に密に話し合います。場合によっては、記録のビデオも撮らせて頂くでしょう。7月23日~30日にご来場の方、是非ご協力ください。

彼女の学問の糧になるのはもちろんですが、日本社会に何か新しいエッセンスをもたらしてくれる、そういう機会だと思っております。

そして、7月28日(金)は、夏休みのファミリースペシャルですよ~!!

午前と午後に一回ずつ、子供たちと英語で遊びます。お話しします。

Wild Art YESEならではの、英語に親しむ貴重な機会になりますので、是非、10時と15時にお集まりください。

目覚めよ、我ら!①

先のブログに書いたとおりEronからのリポートのつもりでしたが、そのEronの想いに応えて行動した結果、Wild Art YESE!はもちろんのこと、Yuko自身の次のstepsになりましたので、先に書かせて頂きます。

簡単に言ってしまうと、振り返りをしました。反省ではなく、人生の振り返り。(一応、半分生きたつもり)

皆さん、メールアドレスはいくつ持っておられますか?近頃はLINEというものがあり、モバイル端末をいじるのは日常茶飯事で、メールは不要の方もいるでしょうね。私はポケベルが廃れて、家電(いえでん)FAX携帯、という月々の支払い料金がとんでもない時代を始めた頃に、メールアドレスを保持し始めました。その二代目のアドレスには、2004年ドイツ関連の方々の連絡先が入っています。

当時、現場でダンスの情報を手に入れる以外の方法、つまり、ニュースレター登録というのが始まった頃でした。以来、ずっと受け取って目を通すレターがあります。私がコンテンポラリーダンスを学び、チームの一員として仕事をしていたカンパニーからです。そこに「15周年を記念して、各公演を振り返るビデオを順に提供します」とあり、私の中での時間軸が再びぐるぐると・・・そこで発見したのは、驚いたことに、6年前の今日の新聞記事。(以下、原文に訳を載せて、このブログ①終了)

職業アーティスト育成プログラム報告会(THE exchange!!vol.3)のご案内

flyer おもてflyer うら

 

来る10月19日(日)に津市白山町のWild Art YESEにて、上記イベント開催します。

説明は要らないですよね。だって皆さん知っているでしょ?

ちょっと不確かな人も、まずはフライヤーの表と裏を開いてみて下さい。そして少し予習をして下さいね。

あ、やだなあ「知らない人もいるよ」って言われちゃった。。そうよ、きっと世界のどこかで日本語読めない人が知りたがっているかもね。

 

Wild Art YESE tries to develop art scene around them…so it’s a crazy idea but necessary…

They took a painter from local area there and traveled for shows in Germany and Switzerland in sommer 2014.

Art Residency YESE! in Mie-ken(Japan) holds an event, which is called “Briefing of a development program for amateur artist”.

Where: Wild Art YESE in Tsu, Mie

When: on 19.October 2014 / between 10AM to 4PM open door for the exhibition of SHINPEI HAMAGUCHI

                                                          / talk session from 11AM and 2PM for one hour

How much: 500YEN ( junior high school or more)

 

それでは皆さんのお越しをお待ちしております。

世界に興味のある人、芸術に興味のある人、笑いに飢えている人、子どもの為に何かを考えている人、生きる意味を探している人、などなど。多方面多角度からのご意見ご感想を期待しております。それを交流と呼ぶ―――『THE exchange!! vol.3』は今回こういう形で皆さんと交流したいと思います。

vol.1 と vol.2 もご参考下さい。

職業アーティスト育成プログラムのリポート⑨

8月6日に西独から南独へ、10時間かけて移動してきました。線路工事と電車の勝手な運休に付き合って、、泣きの一日でした。

天気は曇りがちで、かつ南下するということは、必然的に日没が早くなります。感覚としては、Berlinより一時間夜が早くなりました。

さあそんな中、昨夏Wild Art YESEの実習生だったHannahが、culture managerとして働いてくれています。

色々あって大変なので、簡単に写真で報告します。

8月9日 im Cafe BABELVorbereitung BABEL Interview

8月14日 in Ludwigsburg 誰も本番の写真は撮っていませんが、新聞記者が二名!そのうち新聞記事を挙げますね。

Vor der Show sportliche Fee (1) Amy mit MAMA